体外式結石破砕装置 (ESWL)
モデュリス SLK inline
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体外式結石破砕装置 (ESWL)
ESWLおよび内視鏡的治療のための動的X線フラットパネル検出器を備えた固定型結石破砕装置
多機能ワークステーションとして、体外衝撃波結石破砕術(SWL)、尿路内視鏡手術(URS)、経皮的腎尿管結石摘出術(PCNL)による結石除去に最適な装置です。泌尿器科診療において、この1台のシステムで日常的に幅広い治療を行うことができます。本システムは結石治療の中核をなすオールインワンのプラットフォームです。SWLからPCNLまで、結石に対するあらゆる手技に柔軟に対応できます。泌尿器科部門全体で本システムを最大限活用することで、包括的かつ効率的な結石診療の実現が可能となります。
一歩進んだ技術の17インチ(43x43cm)X線フラットパネルディテクターを搭載することにより、高画質の広範囲X線画像を低被ばくで得られます。多機能フットスイッチを使用すると、画像をすばやく切り替えたり、画像を簡単に保存したり、テーブルをあらゆる方向に操作したりすることができます。これにより、手を他の操作に振り向けられます。
ユニークな回転式Uアームの採用でフラットパネルディテクターとテーブルは、連動して適切なアプローチ高さに調整可能で、高い位置のX線管は広範囲の画像描出を可能にしました。また、高いX線管位置はモニター視野を遮らず、管球横にオフセットされたアームのため、あらゆる方向から患者へのアクセス、特に左右側からのアプローチ対応範囲が拡大しました。ESWLは低侵襲で破砕効果が高い円筒型電磁変換方式を採用。X線や超音波はインライン構造により臓器、ガス、肋骨、横突起または腸骨稜などの障害物を避けて衝撃波を照射できます。
国内使用事例 IP / RP/ 内視鏡検査 / PNL / TUL / FPD撮影 / ステント留置 / シャントPTA / 腎瘻造設 / ESWL
・43 cm x 43 cm(17インチ x 17インチ)X線フラットパネルディテクタ
・ X線、超音波、およびHD内視鏡画像の表示
・ フットスイッチによるビデオルーティングと画像保存
・ 最大患者重量225 kg
・ 患者の再配置なしで両側のPCNLが可能
・ 麻酔の固定位置
・ 電磁ショック波源
・ 180 mmの浸透深さ
・ デュアルフォーカルサイズ(オプション)
・ システム全コンポーネントの中央制御
・ LithoPos®自動結石位置決めシステム(オプション)
・ 広範な患者データベース
・ DICOMおよびHL7インターフェース(オプション)
膵石治療への保険適用となりました
「膵石症の内視鏡治療ガイドライン2014 厚生労働省難治性膵疾患調査研究班・日本膵臓学会」22:142によると「ESWLと内視鏡治療の併用で完全結石消失率は約 70%である」とESWLの有用性は述べられています。
一般的名称 :体外式結石破砕装置
クラス分類 :高度管理医療機器 特定保守管理医療機器 設置管理医療機器
販売名 :モデュリスSLX
承認番号 :30200BZI00014000
サイズ
回転時の最大寸法:幅 3320 mm 奥行 2750 mm
治療時の標準寸法:幅 2900 mm 奥行き 2300 mm
総高さ 2435 mm
重量
約1600kg (X線キャビネット含まず)
使用電気・容量
砕石装置 208 – 230 VAC、X線発生装置 400 VAC (±10%)
最低設置に必要な広さ
4.5 x 5 m (リモートルーム含まず)
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