体外式結石破砕装置 (ESWL)
モデュリス SLK inline
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体外式結石破砕装置 (ESWL)
ESWLおよび内視鏡泌尿器科手術のための動的X線フラットパネルディテクタを備えた据え置き型砕石装置
X線検出器には、新たに21×21㎝のFPDをESWLに標準搭載
従来のイメージインテンシファイア搭載機器より画像情報エリアがひろがりました。
この新しいデジタルイメージ技術処理は、低く抑えた線量で歪がない画像を実現。
術者と患者双方にやさしい結石治療およびX線検査をサポートします。
衝撃波発生源はESWLにおける心臓部です。それは破砕効率だけでなく組み込む位置合わせシステムをも決定します。ストルツメディカル社が独創的なシリンダー(円筒)型衝撃波発生源はエネルギー発生面積が広く、低い電圧でも大きな破砕エネルギーを発生できます。広いレンジで調整出来るので、症例に合わせた衝撃波の強さで治療出来ます。また、焦点深度180mmで、耐荷重225kgの治療テーブルと相まって肥満患者でも破砕治療を可能にしています。直径300mmの大口径治療ヘッドの開口部は最大700㎠のカップリング面積を提供し、患者の皮膚通過面での衝撃波エネルギー密度を非常に低いレベルに保つことができます。その結果疼痛を軽減します。
結石探査システム(X線&超音波)は衝撃波の照射方向で観察・位置合わせができるインライン方式を採用。衝撃波を減衰させる骨、有害事象の危険性がある血管や臓器などの石灰化部位を避ける方向に照射をコントロールした治療ができます。さらに、アウトライン方式のように治療ヘッドの影に結石が隠れないため、結石周辺を明確に描出した状態で位置合わせができます。
遠隔操作システムはオペレーターに完全な装置制御を提供します。オペレーターはX線防護された遠隔室で各種設定や結石位置合わせのテーブル移動、衝撃波の発生など重要なコントロールを一つのパネルで行えます。アイコンや最適なレイアウトによって簡単に操作が覚えられますので術者は治療に集中できます。オプションのLithopos自動位置合わせシステムを使えば、最小限の被曝量で簡単に位置合わせが行えます。
膵石治療への保険適用となりました
「膵石症の内視鏡治療ガイドライン2014 厚生労働省難治性膵疾患調査研究班・日本膵臓学会」22:142によると「ESWLと内視鏡治療の併用で完全結石消失率は約 70%である」とESWLの有用性は述べられています。
一般的名称 :体外式結石破砕装置
クラス分類 :高度管理医療機器 特定保守管理医療機器 設置管理医療機器
販売名 :モデュリスSLX
承認番号 :30200BZI00014000
サイズ
高さ(X線およびモニタアーム含む) 2435mm
幅 2900mm
奥行き 2180 mm
重量
約1600kg (X線キャビネット含まず)
使用電気・容量
砕石装置 208 – 230 VAC、X線発生装置 230 VAC
最低設置に必要な広さ
4.5 x 5 m (リモートルーム含まず)
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